MiniMax M3、100万トークンコンテキストと高い自律性で独自アーキテクチャによりプロプライエタリ上位モデルに迫る
MiniMax M3、100万トークンコンテキストと高い自律性で独自アーキテクチャによりプロプライエタリ上位モデルに迫る
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | AI |
| 日付 | 2026-06-02 |
| 元記事 | The Decoder |
要約
中国のAI企業 MiniMax が、100万トークンのコンテキストウィンドウ・高度なコーディング能力・ネイティブマルチモーダルをオープンウェイトで実現した「M3」を公開した。独自の注意機構「MiniMax Sparse Attention(MSA)」により、前世代比で計算量を20分の1に削減しつつ入力処理を9倍以上高速化している。ベンチマークではSWE-Bench Proで59%(GPT-5.5・Gemini 3.1 Proを超え、Opus 4.7にわずかに及ばず)、自律Web検索BrowseCompでは83.5点と Opus 4.7の79.3点を上回る。同モデルは12時間かけて論文を自律的に再現したほか、GPUカーネルの最適化を147回反復することでハードウェア利用率を7.6%から71.3%に改善するなど、エージェント的な自律動作能力も示した。プロプライエタリ領域に限られていた機能をオープンウェイトで提供することで、企業や開発者のAPIへの依存を減らす可能性を持つ重要なリリースと評価される。